北海道夏のドライブ旅行!札幌から北海道ドライブの行程、ルートと観光スポットのシェア
2009年の夏に初めて北海道をドライブして以来、10年間で6、7回北海道を訪れ、基本的に北海道の主要な観光スポットをほぼ制覇しました。これらの旅の中で、冬以外はすべてドライブでした。北海道はとても広く、一度の旅行ですべてを回るのは難しいので、何度かに分けて観光する必要があります。初めて北海道を自由旅行する方には、通常札幌を中心に、道央の札幌、小樽、富良野、美瑛、登別温泉、洞爺湖温泉などの主要スポットを集中的に観光するのが一般的です。時間に余裕があれば、道南の函館も行程に加えることができます。

記事の目次
北海道ドライブ旅行計画編
この記事は私が初めて北海道をドライブした後にブログに書いた旅行記のリニューアル版です。当時の旅行記にはこの夏の北海道ドライブ旅行の行程、ルート、観光スポットと費用のまとめが記録されており、ブログに公開後、ある出版社から注目され、北海道旅行ガイドブックの一部として掲載されたことがあります。
最近再び北海道に行く計画を立て、10年以上前に書いた北海道旅行記を読み返したところ、これらの行程、ルート、観光スポットは今でも色あせておらず、そのまま再訪するのにぴったりで、初めて北海道を自由旅行する方の参考にも最適だと気づきました。
当時これらの旅行記は複数の記事に分かれていて読みにくかったので、最新情報に更新しながら再整理し、北海道旅行を計画している方の参考になればと思い公開しました。
一、ホテル予約
今回は航空券のみを購入し、北海道では様々な場所を訪れるため、自分でホテルを予約する必要がありました。ホテルを探す前にまず大まかな行程を計画し、少なくとも毎晩の宿泊地を確定させました。ホテル探しは時間と忍耐が必要な作業ですが、宿泊にこだわりがなければそれほど大変ではありません。今回は主に楽天トラベルで予約し、一部はAgodaを利用しました。また、美瑛の民宿は直接メールで予約しました。
今回の北海道フリープランは9日8泊で、6つの異なる場所に滞在し、7つの異なるホテルや民宿を利用したため、ホテル探しと予約にかなりの時間を費やしました。以下が8泊で利用した7軒のホテルの詳細です:
- 1泊目 – 札幌【ホテルフィーノ札幌】(現在はホテルマイステイズ札幌駅北口)、10,000円(朝食込);
- 2泊目 – 登別【滝乃家別館玉乃湯】、25,200円(一泊二食);
- 3泊目 – 函館【コンフォートホテル函館】、7,500円(函館朝市「きくよ食堂」食事券1,050円付);
- 4泊目 – 洞爺湖【洞爺湖畔亭】、21,700円(一泊二食、湖側客室、有珠山ロープウェイチケット付);
- 5泊目 – 小樽【天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽】、7,200円(朝食なし);
- 6泊目 – 美瑛【ロッジウッディライフ】、17,500円(一泊二食);
- 7・8泊目 – 札幌【クロスホテル札幌】、9,000円(朝食なし)。
三、レンタカー
この9日8泊の北海道旅行はドライブがメインで、6日間自分で運転するため、準備段階で重要な作業の一つがレンタカーの予約でした。前回の関西旅行と同じく、今回も楽天トラベルでレンタカーを予約し、価格を比較したところマツダが最も安く、最終的にマツダデミオを6日5泊で28,000円でレンタルしました。
四、旅行情報
航空券、ホテル、レンタカーの主要項目を確定させた後、詳細な行程を計画します。年初から今年の北海道旅行を計画していたため、数冊のガイドブックを購入し、同僚や友人から借りたものも含め、読むだけでかなりの時間を要しました。
ドライブ旅行を計画する上で最も重要なのは、運転ルート、距離、所要時間を把握することです。以下のウェブサイトが役立ちます:
- Google Map https://www.google.com/maps/
- Mapion地図 https://www.mapion.co.jp/
- NEXCO東日本高速道路料金検索 https://www.driveplaza.com/dp/SearchTop
- NAVITIME https://www.navitime.co.jp/
- 北海道道路情報 https://northern-road.ceri.go.jp/navi/
また、運転は主にGPSナビゲーションに依存するため、主要観光地や目的地の電話番号またはマップコードを収集しておく必要があります。以下は今回の旅行準備中に収集した、市街地以外の北海道観光スポットの電話番号またはマップコードです。
観光スポット | 電話番号 | Map Code |
---|---|---|
羊ヶ丘展望台 | 011-851-3080 | 9 287 562 |
定山渓温泉 | 011-598-2012 | 708 754 477 |
豊平峡 | 011-598-3452 | 708 633 399 |
望羊中山道の駅 | – | 759 672 362 |
フォレスト276大滝休憩所 | – | 759 105 506 |
苔の洞門 | 012-324-3131 | 545 699 775 |
支笏湖 | – | 867 063 387 |
登別伊達時代村 | 0143-83-3311 | 603 169 293 |
登別温泉 | – | 603 257 748 |
室蘭地球岬 | 0143-23-0102 | 159 195 015 |
白鳥大橋 | 0143-23-0102 | 159 369 043 |
ミルテラ室蘭道の駅 | – | 159 308 680 |
伊達歴史の杜道の駅 | – | 159 780 249 |
大沼国定公園 | 0138-67-2170 | 86 875 549 |
五稜郭公園 | 0138-51-4785 | 86 166 243 |
函館山 | 0138-27-3127 | – |
洞爺湖 | – | 321 518 596 |
洞爺湖Silo展望台 | 0142-87-2221 | 321 726 823 |
230留寿都道の駅 | – | 385 256 495 |
羊蹄のふきだし湧水公園 | 0136-42-2111 | 385 674 621 |
半月湖 | 0136-22-1121 | – |
有島記念館 | – | 398 204 866 |
ニセコ大橋 | – | 398 202 427 |
ニセコパノラマライン | – | 398 372 641 |
ニセコ大湯沼 | 0136-58-3155 | – |
神仙沼 | 0135-73-2011 | 398 551 289 |
祝津展望台 | 0134-32-4111 | – |
積丹半島神威岬 | – | 932 582 637 |
積丹半島ろうそく岩 | – | 654 895 587 |
小樽マリーナ | – | 493 663 037 |
三笠道の駅 | – | 180 276 299 |
三笠三段滝 | 0124-22-211 | – |
富良野駅 | 0167-23-3388 | – |
中富良野駅 | – | 349 245 389 |
上富良野駅 | – | 349 461 380 |
美瑛駅 | 0166-92-1854 | 389 010 566 |
彩香の里 | 0167-44-2855 | 349 244 387 |
北星山町営ラベンダー園 | – | 349 275 058 |
富田ファーム | 0167-39-3939 | 349 276 801 |
日の出公園 | 0167-45-5021 | 349 463 372 |
フラワーランド | 0167-45-9480 | 349 518 507 |
菅野農場 | 0167-45-9528 | – |
四季彩の丘 | 0166-95-2758 | 349 701 244 |
拓真館 | 0166-92-3355 | 349 704 394 |
千代田の丘見晴展望台 | – | 349 734 462 |
三愛の丘展望台 | – | 349 792 535 |
新栄の丘 | – | 349 790 525 |
美馬牛小学校 | – | 349 730 066 |
千望峠 | – | 349 456 330 |
深山峠展望台 | 0167-44-2952 | 349 610 315 |
ジェットコースターの路 | – | 349 667 123 |
拓進新星線 | – | 349 704 187 |
マイルドセブンの丘 | – | 389 036 453 |
セブンスターの木 | – | 389 157 155 |
親子の木 | – | 389 128 033 |
北西の丘展望台 | 0166-92-4445 | 389 070 368 |
ケンとメリーの木 | – | 389 071 631 |
アドベンチャーフィールド | 0166-92-3160 | 389 101 245 |
藤野第2線 | – | 349 858 076 |
白樺並木 | – | 349 597 537 |
白金温泉 | – | 796 182 370 |
十勝岳展望台 | – | 796 094 397 |
吹上露天風呂 | 0167-45-6983 | 796 032 435 |
北海道夏のドライブ旅行:日別行程シェア
数日間の努力を経て、この夏の北海道ドライブ旅行の行程計画がようやく完成しました。以下が日別の概要です:
- [Day 1] – 新千歳空港到着後、JRで札幌駅へ移動、ホテルチェックイン後、札幌駅、大通公園周辺を散策、札幌ホテルフィーノ札幌に宿泊。
- [Day 2] – ドライブ旅行開始、ホテルチェックアウト後レンタカー受取り、定山渓、豊平峡、支笏湖を観光、最終的に登別温泉に到着、登別滝乃家別館玉乃湯に宿泊。
- [Day 3] – 登別から函館へ移動、登別地獄谷、室蘭地球岬、函館山を観光、函館コンフォートホテル函館に宿泊。
- [Day 4] – 函館から洞爺湖へ移動、函館朝市、五稜郭公園、大沼国定公園、洞爺湖有珠山、洞爺湖花火大会を観光、洞爺湖洞爺湖畔亭に宿泊。
- [Day 5] – 洞爺湖~小樽、洞爺湖Silo展望台、ニセコパノラマライン、神仙沼、小樽運河、堺町通り、天狗山を観光、小樽天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽に宿泊。
- [Day 6] – 小樽~富良野~美瑛、小樽三角市場、富良野北星山町営ラベンダー園、富田ファーム、日の出公園を観光、美瑛ロッジウッディライフに宿泊。
- [Day 7] – 美瑛~札幌、四季彩の丘、パッチワークの路、パノラマロードを観光、レンタカー返却、札幌クロスホテル札幌に宿泊。
- [Day 8] – 札幌二条市場、サッポラファクトリー、北海道庁を観光、札幌クロスホテル札幌に宿泊。
- [Day 9] – 午前中札幌観光、午後帰路につく。
Day 1:札幌到着、札幌駅、大通公園、T38展望台見学、蟹本家で夕食
北海道フリープラン初日、9月26日、晴れ、気温12~20度
行程:自宅 _ 札幌
今回は休暇の都合上、中秋節の連休期間に北海道を訪れることにしました。夏の花の季節でもなく、紅葉のピークにも少し早い時期で、旅程に多少の影響はありましたが、仕事から離れて心配なく旅行できるだけで、景色が期待通りでなくても十分楽しい時間でした。
2日目からレンタカーを利用する予定だったため、新千歳空港到着後、まずJRで札幌へ向かいました。到着ロビーからエスカレーターで1階下がるとJR駅があります。

JRで札幌まで39分、自由席料金1,040円(現在は1,150円)、指定席を希望する場合は840円追加が必要です。

札幌初日の宿泊は札幌駅北口のホテルフィーノ札幌を予約しました。このホテルは何度か名称変更があり、現在はホテルマイステイズ札幌駅北口と呼ばれています。札幌駅からホテルまで徒歩2~3分です。このホテルを選んだ主な理由は、翌朝レンタカーを受取るマツダレンタカー(現在はタイムズカーレンタル)札幌駅北口店まで1分という立地の良さでした。
ホテルフィーノ札幌外観

ホテルの部屋は清潔で、内装もモダンでしたが、少し狭く、スーツケースを1つ開けると人が動けなくなるほどでした。

札幌駅南口のランドマークで、左手にあるESTAは大きくて買い物がたくさんできます。

最初の目的地は札幌駅近くのこの雪印パーラー札幌本店でアイスクリームを食べることでした。

雪印でこのアイスクリームを食べました。とても美味しかったですが、価格が3,000円以上もして、本当に高かったです。

アイスクリームを食べた後、大通公園方面に向かって歩き、途中札幌時計台を通りました。

大通公園に到着

9月末の札幌では午後5時半にはすでに暗くなります

ライトアップされた札幌テレビ塔. . . . . . . . . . .

実際、札幌の中心部はそれほど広くなく、郊外を除くと、主な観光スポットやショッピングセンターは札幌駅から薄野にかけて集中しており、その中間に大通公園があります。札幌駅から大通公園の間には、北海道旧道庁や時計台などの史跡が見所ですが、大通公園も主要な観光スポットではあるものの、特に特徴があるわけではなく、普通の公園です。冬に雪祭りが開催される時期なら訪れる価値があるかもしれません。
札幌の主要なデパートは札幌駅南口に集中していますが、東京や大阪と比べるとかなり見劣りします。薄野はもう一つのショッピングエリアで、観光客は主に狸小路商店街に行きます。大阪の心斎橋周辺のような場所ですが、狸小路の規模はかなり小さいです。
交通面では、札幌駅から薄野の間には大通駅と薄野駅の2つの地下鉄駅がありますが、実際の距離はとても近く、地下鉄に乗る必要はありません。札幌駅から大通公園まで歩いて約10分、さらに10分歩くと薄野に着くので、地下鉄で乗り降りするのはかえって面倒です。
9月末の北海道では通常午後5時半頃に日が暮れ、暗くなると屋外で楽しめる場所はほとんどないため、大通公園を観光した後は札幌駅に戻って夕食を食べる場所を探しました。
今回の旅で北海道で最初に食事をした場所がこの蟹本家です。

この蟹本家札幌駅前本店は札幌駅南口近くにあり、薄野にももう1店舗あります。薄野店にはその後札幌を再訪した時にも行きました。
私たちはこの8,000円の銀波会席を注文しました。2人で食べるには十分な量でした。

とても美味しい蟹の脚

蟹の刺身…とても甘くて新鮮

蟹味噌…美味しい

焼き蟹の脚…香ばしい

蟹の脚と野菜の鍋もありました

最後にデザートとしてメロンをいただき、大満足でした

夕食後、ESTAを散策し、最後にJRタワーの38階展望台(T38)で札幌の夜景を見に行きました。

札幌駅北口方面

札幌駅南口方面

ここには男性専用の38階絶景トイレがあります

—1日目の行程終了—
Day 2:札幌からレンタカーで定山渓、豊平峡、支笏湖へ
北海道レンタカー旅行2日目、9月27日、晴れ、気温12~20度
行程:札幌 _ 定山渓 _ 豊平峡 _ 支笏湖 _ 登別温泉
今日は6日間連続の北海道レンタカー旅行の始まりです。今回の北海道でのレンタカーも楽天トラベルを通じて予約しました。マツダレンタカー(現在はTimes Car Rental)がプロモーションを行っていたため、今回は1300ccのマツダ・デミオを借り、6日5夜のレンタル料金は合計28,000円でした。車を受け取る際に免責保険も追加購入しました。
今回のレンタカーと保険を合わせて約34,000円、さらに6日間で約10,000円のガソリン代、高速道路を2回利用して約6,000円の通行料、駐車場代が約3,000円かかり、レンタカー関連の直接経費は合計約53,000円でした。
オンラインでレンタカーを予約する際、マツダレンタカーの札幌駅北口店で受け取るように選択しました。受け取りを便利にするため、前夜の宿泊は最も近いホテル「ホテル・フィーノ」にしました。
この車が今回の北海道旅行で使ったマツダ・デミオです。6日間一緒に過ごし、1,200km以上走行しましたが、1300ccエンジンのため上り坂ではやや力不足を感じました。

今日の走行ルートは以下の通りで、総走行距離は約200km、札幌から定山渓、豊平峡、支笏湖、苫小牧を経て登別温泉までです。

最初の目的地は定山渓で、札幌からわずか30分の距離です。

定山渓は北海道有数の紅葉の名所ですが、9月末に訪れた時はまだ紅葉の時期ではありませんでした。

定山渓の二見吊り橋は紅葉の名所です。

2つ目の目的地は豊平峡で、定山渓から約7-8分の距離です。車はダム下の駐車場にしか停められません。

豊平峡に行くには、駐車後にこの電気自動車に乗り換える必要があります。往復で一人600円で、歩いて行くこともできますが、あまりにも遠いので後悔すると思います…

豊平峡は実際にはダムで、定山渓と同じく北海道で有名な紅葉の名所です。

非常に短いロープウェイで、無料で展望台まで行けます。

展望台から撮影した景色

豊平峡ダム

豊平峡を見学した後、次の目的地である支笏湖に向かう途中、中山峠の休憩所に立ち寄りました。

ジャガイモで作られた地元の特産品で、味は普通ですが、お腹にはたまりました。

中山峠の休憩所からは北海道で有名な羊蹄山が見え、「望羊中山」とも呼ばれています。

支笏湖のそばにある苔の洞門を通り過ぎましたが、時間の関係で入口で写真を1枚撮っただけですぐに出発しました。

ようやく支笏湖に到着しましたが、すでに午後4時近くで、夕暮れの雰囲気が漂っています。

湖のほとりにはたくさんのアヒルボートがあります

支笏湖を観光し終えたのは午後4時半で、支笏湖から登別温泉までは約1時間かかるため、日が暮れる前に運転するため急いで出発しました。
この晩の宿泊先は登別温泉のこの滝乃家別館玉乃湯でした。

玉乃湯の和室

玉乃湯には20数室しかなく、とてもアットホームな雰囲気です。温泉については、男女それぞれ露天風呂が1つずつしかなく、また普通のものでした。さらに、部屋にはシャワー施設がなく、必ず温泉浴場に行ってシャワーを浴びる必要がありました。夕食と朝食も普通で、全体的に私の評価はあまり高くありません。
夕食の前菜で、味は普通でした。

串焼きで、量が少なすぎました。

メニュー、他の料理は普通だったのであまり写真を撮らなかった。

登別温泉街のお店は夜10時まで営業しているところが多いので、夕食後もまだ散策する時間があった。
観光シーズンではなかったため、登別温泉街には観光客が少なかった。

大黒屋、多くのガイドブックで紹介されているが、特に買うべきものはない。

可愛い鬼の石像

—2日目の行程終了—
Day 3:登別地獄谷、室蘭、函館山観光
北海道レンタカー旅行3日目、9月28日、午前は晴れ、午後は雨、気温12~20度
行程:登別温泉 _ 室蘭 _ 函館
レンタカーは便利で自由だが、北海道は広大で観光地が分散しているため、移動に時間がかかりすぎる。また、毎日荷物をまとめるのも少し面倒。もし時間があれば、各場所に2泊するのが理想的だ。
今回の旅では観光時間を確保するため、毎朝7時に起きなければならず、本当に大変だった。
玉乃湯の朝食、味は普通

早朝の登別温泉街、とても静か。

登別温泉街で最も人気のある店 – セブンイレブン

登別温泉街の閻魔堂

泉源公園、ただの源泉で特に見どころはない。

登別温泉街から地獄谷へ向かう道端の赤鬼と青鬼

登別地獄谷、第一滝本館の隣にあり、温泉街から数分で行ける。

登別地獄谷の風景

登別地獄谷の別の風景

玉乃湯のロビー、毎朝9時に餅つきパフォーマンスがある。地獄谷から戻った時は9時半で、見逃してしまった。

パフォーマンスは見られなかったが、玉乃湯手作りの餅を食べることができた。

餅を食べた後、荷物をまとめ、出発前にもう一度温泉に入った。
今日の走行ルート、走行距離230km、登別温泉から室蘭経由で函館まで。途中の観光や食事時間を除き、走行時間は約4時間30分。(注:当時は函館までの高速道路の多くの区間が未完成だったため、国道を走行したが、現在は全線開通しているため、走行時間は約3時間に大幅に短縮されている。)

室蘭へ向かう、今日の天気はまあまあ。

室蘭地球岬、特に見どころはなく、台湾の墾丁の方がずっと美しい。

地球岬の幸福の鐘

室蘭の次の観光地は白鳥大橋、ここは展望台と呼ばれるが、またがっかりした。

白鳥大橋を渡り、正式に函館へ向かう。

途中、複数の工事現場があった

途中の市場で昼食を取った

午後からずっと雨が降り、夜中まで止まなかった。

北海道では、国道と道道の品質は非常に良い。国道の制限速度は50kmだが、郊外では80~90kmで走行しても問題ない。ただし、住宅地では60kmを超えない方が良い、速度測定がある可能性があるため。このため、6日間の運転で高速道路を利用したのは小樽から富良野、そして札幌に戻る2回だけだった。その区間は町が多く、国道では速く走れず、信号も多かったからだ。
登別から函館の間には高速道路があるが、八雲までしか続いていない(注:現在は大沼公園まで延伸)。そのため、高速道路を利用しても時間の節約にはならず、道南の5号国道は町が少ないため、国道と高速道路の所要時間はほとんど変わらない。また、大沼公園から函館の間には函館新道という無料の高速道路があり、少し時間を節約できる。
室蘭で地球岬を探すのに時間がかかり、雨も降っていたため、予定より遅れて函館に到着した。午後4時半頃、今夜宿泊するComfort Hotel Hakodateに着いた。
Comfort Hotel Hakodateの正面入口

Comfort Hotel Hakodateの部屋

Comfort Hotel Hakodateのトイレ

札幌と比べると函館のホテルは比較的安い。今回宿泊したComfort Hotel Hakodateは7,500円で、函館朝市「きくよ食堂」の朝食券(1,050円/人)が付いてくるので、実質の宿泊料は5,400円。駐車場は別途500円(ホテルから100m離れた屋外の空き地)。
ホテルチェックイン後も雨が降り続き、観光地に行くことができなかったため、屋内の場所を散策することにした。
海鮮市場、金森倉庫の隣(海鮮市場の横に駐車場があり、金森倉庫一帯に行く際はここに車を停められる)

海鮮市場の中、お土産購入の中心地

金森倉庫、工芸品を売る店が多く、特に見どころはない。

雨が降り続き夜景が見られないと分かっていたが、せっかく函館に来たので、函館山に登って運を試すことにした。昼間は自分で車で函館山に登れるが、午後6時以降はロープウェイのみ利用可能。函館山ロープウェイ駅の外に無料駐車場があり、ここに車を停められる。
山頂に着くと予想通り……。ほら、有名な函館山の百万ドルの夜景はこんな感じ……

函館山の夜景が見られなかったのは今回の旅の最大の残念だったが、天気が悪く仕方ない。美味しいものを食べて気を紛らわすことにした。ネットで函太郎寿司を勧めている人が多かったので、今夜はここで食事することにした。
実際、函館市街はとても小さい。函太郎は海辺にあるが、函館山ロープウェイ駅から車で10分もかからず、専用駐車場もあるので駐車に困らない。函太郎の寿司は本当に素晴らしく、材料も新鮮で、特にホタテ(帆立貝)が好きで、とても美味しくて食感も良かった。値段も手頃で超お得だったが、食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまった。
—3日目の行程終了—
Day 4:函館朝市、元町、五稜郭公園、大沼国定公園、洞爺湖有珠山、洞爺湖花火大会
北海道レンタカー旅行4日目、9月29日、晴れ、気温12~20度
行程:函館 _ 五稜郭公園 _ 大沼国定公園 _ 洞爺湖
今朝起きて最初にしたことは?もちろん窓を開けてまだ雨が降っているか確認することだ。はは……、ようやく雨が上がり、晴れ渡った。
私たちが泊まったComfort Hotel Hakodateは函館駅の向かいにあり、道路を渡れば函館朝市で、とても便利。今日の朝食も朝市内で食べる。
函館朝市の外観

函館朝市の屋内市場の一つ

ホテル付属の「きくよ食堂」食事券2枚

ホテル付属の食事券で指定のセットを選べる他、メニューの任意の料理を注文し、差額を支払うこともできる。「きくよ食堂」は海鮮丼で有名で、ここに来て食べない理由はない。最後の請求額は520円の追加のみだった。

函館朝市の屋台

朝市には果物屋も多く、もちろん北海道特産のメロンが一番多い。

ある店の看板キャラクター

この吉岡食堂はガイドブックで紹介されていた。刺身や焼き海鮮を売っており、私たちは焼きアワビを一つ買ったが、味は普通だった。

函館朝市は規模が大きく、見どころもたくさんあり、買い物も楽しめます。ここで売られているとうもろこし(280円1本)は甘くて絶品です。
函館朝市のすぐ隣にはJR函館駅があります。

コンフォートホテル函館前の函館市電函館駅前停留所

別のタイプの路面電車…

朝食を食べ、函館朝市と函館駅周辺を散策した後、チェックアウトして出発します。晴天に恵まれたので、まず元町地区を観光するために車を走らせます。
早朝の函館港

日中に見る金森倉庫、やっとしっかり見られます。

函館八幡坂…

八幡坂から見上げる函館山


旧函館区公会堂の前は元町公園で、函館港全体を見渡せます。

今日は函館から洞爺湖まで車で移動し、途中で五稜郭公園と大沼国定公園に立ち寄ります。
今日の走行ルートは170kmで、函館から洞爺湖まで、途中の観光や食事時間を除くと、走行時間は約3時間です。

五稜郭公園出発

五稜郭公園に行くのは、実はこの展望塔に登るためです。

五稜郭公園展望塔内部

展望塔から見下ろす五稜郭公園全景

展望塔から函館山を遠望

五稜郭公園を後にし、大沼公園に向けて出発します。函館新道を使えば30分もかかりません。
大沼公園の看板が見えてきました。

大沼国定公園

大沼は紅葉の時期ではなかったので、特に見どころはありませんでした。

小さなほうの湖は小沼と呼ばれています。

1時間以上のドライブを経て、午後4時に洞爺湖に到着しました。
今夜宿泊する湖畔亭温泉ホテルの正面入口

湖畔亭温泉ホテルのロビー

ロビーの反対側から出ると洞爺湖の湖畔です。

今回予約した洞爺湖畔亭の温泉宿泊プランには、有珠山ロープウェイのチケットが2枚付いていました。自分で購入すると1枚1,800円かかります。日が暮れる前に到着したかったので、チェックイン後すぐに有珠山麓のロープウェイ駅に向かいました。
有珠山ロープウェイ、赤い山は昭和新山です。

有珠山頂上の洞爺湖展望台、左側が洞爺湖です。

ここが有珠山です。

左手の建物はロープウェイ山頂駅です。

有珠山展望台

体力に余裕があれば、外の遊歩道を一周することもできます。

有珠山観光を終え、午後5時15分の最終ロープウェイで下山します。

今夜の夕食は部屋食で、チェックイン時に食事時間を予約していました。有珠山で汗をかいたので、ホテルに戻ってまず温泉に入り、それから夕食をとりました。
洞爺湖畔亭の温泉はホテルの最上階(9階)にあり、洞爺湖に面していますが、温泉の数は多くなく、男女別に大浴場が1つずつしかありません。毎朝、男女の浴場が入れ替わるので、両方を楽しみたい場合は夜と朝の2回入る必要があります。
今回の部屋は和洋室で、ベッドは洋式、リビングは和式ですが、和式の部分でも寝ることができ、4人でも十分に広い部屋でした。

部屋のドア側から撮影。

湖畔亭は少し古く、部屋は長い間リニューアルされていないようで、特にバスルームは浴槽はあるものの、あまり使いたくない感じでした。幸い大浴場があるので、部屋の浴室を使う必要はありませんでした。
温泉に入った後、いよいよ夕食の時間です。予約した時間になると、スタッフがすべての料理を一度に部屋に運び、セットしてくれます。セットが終われば、ゆっくりと食事を楽しめ、食べ終わったら電話で知らせるだけで後片付けに来てくれます。このシステムはとても良く、食事の時間を自分でコントロールでき、以前登別の玉乃湯で一品ずつ出てくるのを待つ必要がなかったので快適でした。
とても豪華な夕食で、デザートにはメロンも付いていましたが、冷蔵庫に入っていたので写真には写っていません。

日本の温泉旅館の多くはまだこのような旧式の電話を使っています。使い方がわからない人もいるかもしれませんね。

毎年5月から10月まで、洞爺湖では半年間にわたる花火大会が開催され、毎晩花火が打ち上げられます。花火は午後8時45分から始まります。私たちは湖畔の部屋に泊まっていたので、部屋からでも花火を見ることができましたが、より深く体験するために、湖上から見る遊覧船に乗ることにしました。しかし、試してみた感想としては、あまり価値があるとは思えませんでした。まず料金が高く、湖上から見る花火と岸から見る花火に大差はありませんでした。実際、花火はいくつかの大きな温泉ホテルの前の湖上で打ち上げられるので、船から見る唯一の利点は、遊覧船が花火に合わせて移動するため、すべての花火を見られることですが、どの花火もほぼ同じで、すべてを見る必要はありませんでした。そして何より、花火大会の花火はそれほど見応えがありませんでしたが、旅のプログラムの一つとして楽しむ分には良かったです。
ホテルの部屋から見る洞爺湖

夜の洞爺湖畔

洞爺湖遊覧船の桟橋

洞爺湖遊覧船の内部

洞爺湖の花火…

—4日目終了—
Day 5:洞爺湖Silo展望台、ニセコパノラマライン、神仙沼、小樽運河、天狗山観光
北海道夏のレンタカー旅5日目、9月30日、晴れ、気温12~20度
行程:洞爺湖 _ ニセコ _ 小樽
湖畔亭の朝食はビュッフェ形式で、一般的なホテルの朝食と変わりません。朝食の前に、もちろんもう一度温泉に入ります。朝になると男女の湯が入れ替わるので、昨夜入った温泉とは異なりますが、デザインは大同小異です。昼間なので洞爺湖の景色がはっきり見え、温泉に入りながら湖を眺めるのはとても心地よいです。
ホテル外の洞爺湖湖畔通り

朝の洞爺湖畔

洞爺湖畔の小さなアヒルボート

今日は洞爺湖から小樽へ向かいます。ニセコ経由で羊蹄山を眺められる国道276号線と有名なニセコパノラマラインを通るルートを選びました。
今日の走行ルート図です。走行距離は約170km、洞爺湖から小樽まで、途中の観光時間を除くと約3時間のドライブです。

洞爺湖を出発して最初の目的地は、国道230号線沿いにある洞爺湖サイロ展望台です。
洞爺湖サイロ展望台からは、洞爺湖全体を見渡せます。

国道276号線の喜茂別町から羊蹄山に向かう区間は、羊蹄山を真正面に望むことができ、運転しながら絶景を楽しめます。

国道沿いには多くの駐車スペースがあり、写真撮影が可能です。

京極町にある名水の郷休憩所

約2時間半(休憩や写真撮影を含む)のドライブで、ようやくニセコに到着。こちらはJRニセコ駅近くのニセコ大橋です。

ニセコ大橋を渡るとすぐにニセコパノラマライン(ニセコから岩内町までの道道66号)に入ります。紅葉の時期ではなかったのが残念ですが、紅葉の季節ならさらに美しい景色が楽しめたでしょう。

ニセコパノラマラインは主に山道で、アップダウンが多く、山腹に沿って「S」字に曲がりくねった道が続きます。
数日間運転していて、熊や鹿には出会えませんでしたが、ここでキツネに出会うことができました。

ニセコパノラマラインで最も有名な観光スポットは神仙沼です。出発前にMAPコードを準備していましたが、レンタカーのナビにはMAPコード入力機能がなく、電話番号は観光スポットから遠く離れた事務所のものだったので、看板を頼りに進み、無事に神仙沼に到着しました。
神仙沼の駐車場は道沿いにあります

神仙沼へは駐車場の向かい側の木道から入ります。約1km歩き、往復と写真撮影で最低1時間は必要です。

神仙沼周辺の地図。近くには長沼や大沼もありますが、かなり距離があるので行きませんでした。

神仙沼に到着する前にこの湿地帯を通ります。ここが神仙沼だと思わないでください。もう少し歩けば到着します。頑張って歩きましょう。

ようやく神仙沼に到着しました


今回の旅で最も紅葉が見られた場所です。半月後にもう一度訪れれば、さらに美しい景色が見られたでしょう。

帰り道で再び湿地帯を通りました

気が向いたら、1人100円の寄付を入場料代わりにすることができます。

神仙沼を後にし、10分以上曲がりくねった山道を進むと、ようやく岩内町の平地に到着しました。高低差が大きかったためか、耳が詰まった感じがしたので、唾を飲み込んで耳抜きをしました。
海が見えてきたら、小樽も間近です

今回の北海道旅行で宿泊したホテルは全て満足いくものでしたが、特に小樽で泊まったこのホテルが一番気に入りました。天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽というホテルで、私たちが訪れる直前にオープンしたばかりでした。予約時には開業キャンペーンを利用できました。ホテルは小樽駅の正面にあり、とても見つけやすかったです。
天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽はJR小樽駅正面の中央通りの角にあり、とても便利な立地です。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUMのロビー

部屋に入ると最初に洗面台があり、トイレと浴室は反対側、寝室はさらに奥のドアを開けた先にあります。

寝室にあるデスクとテレビ

ベッドのサイズは一般的なものより大きめです

部屋の大きな窓からは小樽駅が見えます

灯の湯 ドーミーインPREMIUMの売りの一つは、2階にある大きな大浴場です。天然温泉ではありませんが、とてもおしゃれで特徴的な造りで、入浴も気持ちいいです。

灯の湯 ドーミーインPREMIUMの駐車場は機械式で、車を中に入れてエンジンを切り、ロックしてから出ると、機械が空いているスペースに車を移動させてくれます。一晩1,000円です。

駐車後、スタッフが車のナンバーと名前をカードに書いてくれます。そのカードをフロントに渡し、出庫時にはフロントでカードを受け取ると、スタッフが駐車場から車を出してくれます。
ホテルにチェックインしたのは午後3時半近くでした。時間を有効に使うため、すぐに出かけました。ホテルから小樽運河までは近く、車で2分ほどで到着します。
小樽運河の浅草橋近くにある小樽運河食堂の横に無料で駐車できる空き地があります。車で来る場合はここを利用すると良いですが、スペースはあまり広くないので、観光シーズンは空きがないかもしれません。今はもう使えない可能性もあります。

小樽運河の浅草橋

小樽運河

正直なところ、小樽運河は特に見どころがあるわけではありません。「美しい」とは言えません。表通り側はまだましですが、埠頭側は工場地帯のような雰囲気で、活気が感じられません。しかし小樽運河は小樽のシンボル的な観光スポットなので、その後4、5回小樽を訪れた際も、毎回ここに立ち寄りました。
小樽運河を見学した後、次は堺町通りを散策しました。堺町通りは歩行者天国で、お土産屋さんが多く、特にガラス製品を扱う店が目立ちます。他にも飲食店やお菓子屋さんが並んでいます。通りはそれほど長くありませんが、ゆっくり散策するのに最適な場所です。堺町通りは一方通行ですが、歩行者が多いため車はゆっくり走行します。車で来る場合は近くに有料駐車場がたくさんあります。小樽運河から堺町通りまではとても近く、主な店舗は小樽浪漫館から童話十字路口までの区間に集中しています。ほとんどの店は午後6時頃に閉まるので、ゆっくり見て回りたいなら早めに訪れるのがおすすめです。
ここが堺町通りです

堺町通りで唯一の路上で焼く海鮮店

北菓楼は小樽で有名な和菓子店です

こちらが北菓楼で最も有名なバウムクーヘン「妖精の森」です

こちらは小樽で有名な別の和菓子店「LeTAO」です

LeTAOで最も有名なのはこのチーズケーキです

ここが童話十字路口で、堺町通り商店街の終点です。これより先は住宅街が続きます。

LeTAOで買ったチーズケーキは冷蔵が必要だったので、堺町通りを散策した後、一旦ホテルに戻ってケーキを冷蔵庫に入れ、それから夕食に出かけました。小樽の寿司は有名だと聞いていたので、今夜は最も有名な政寿司に行くことにしました。
寿司通りにある政寿司本店に行く予定でしたが、通りかかった時に閉まっているのを見つけたので、小樽運河の向かいにある支店に変更しました。写真の左手が出抜小路、右手が政寿司です。この店はその後数回小樽を訪れた際にも必ず利用しました。

小樽運河向かいの飲食店街「出抜小路」

政寿司。階段を上がると正面入口です。

まずはサザエの刺身。とても歯ごたえがあり、甘みがあって最高でした…

もう一セットのお寿司コース、素材は本当に最高で、少し高くても価値あり。

食事の後、小樽運河まで歩いて戻り、車を乗りに行きました。運河のそばの無料駐車場に停めてあったからです。

ついでに小樽運河の夜景を見物

9月末から10月初めの北海道の天気はまだ寒くなく、夜の気温も18度ほどで、日中は通常20度前後。晴れていればとても暑く感じます。

夜の小樽市内には特に行くところがないので、天狗山に登って小樽の夜景を見ることにしました。小樽の夜景は函館、札幌に次いで北海道で3番目に美しいと言われています。函館では天候の関係で1位の夜景を見られなかったので、今夜は3位でも満足です。
小樽運河から天狗山の麓にあるロープウェイ駅まで車で15分もかかりません。函館と比べると、天狗山ロープウェイの規模は本当に小さく、山頂の展望台にも特に施設はありません。夜景もごく普通のものでした。
これが天狗山から見た小樽の夜景です

天狗山には「天狗の館」という展示館があります

—5日目行程終了—
Day 6:小樽三角市場、富良野北星山町営ラベンダー園、ファーム富田、日の出公園観光
北海道夏のレンタカー旅6日目、10月1日、晴れ、気温12~20度
行程:小樽 _ 富良野 _ 美瑛
今回小樽に宿泊したホテルでは朝食を予約しませんでした。ホテルの向かいが三角市場で、小樽で必ず訪れるべき海鮮市場だからです。朝食はここで海鮮丼を食べることにしました。
三角市場には2つの出入口があります。これは小樽駅側の出入口で、もう一つは道路側にあります。

三角市場は超ミニサイズで、一本道で一目で見渡せます。

この「武田鮮魚店直営食事処」は三角市場で唯一の飲食店で、三角市場で海鮮丼を食べる観光客は皆ここを利用します。

壁にはお客さんの写真がたくさん貼られています。興味があれば店員さんに写真を撮ってもらい壁に貼ることもできます。

まずカニのスープを注文しましたが、あまりカニの風味が感じられませんでした。

この海鮮丼はとても美味しく、カニの身は甘く、ホタテは新鮮で、食べ終わった後とても満足しました。

海鮮丼の朝食を食べ終わったら、そろそろ小樽を出発する時間です。今日は富良野に向かいます。時間を節約し、札幌近郊の混雑した市街地を避けるため、小樽から三笠までの区間は高速道路を利用することにしました。
今日の走行ルート図、走行距離約180km、所要時間約3時間(途中休憩含む)。

北海道の高速道路は本当に走りやすく、道央自動車道は全線2車線で、上下線が完全に分離されているので、運転中全くストレスを感じません。山間部の高速道路と比べると本当に良いです。高速道路が走りやすいため、ついスピードを出し過ぎてしまい、小樽から札幌までの平均速度は120km/hほどで、あっという間に札幌に到着しました。
高速道路上…

高速道路を出る前に岩見沢サービスエリアで少し休憩。これは札幌から富良野に向かう途中で唯一の中途休憩所で、その後何年かここで何度か休憩しました。

約1時間の高速道路走行後、三笠ICで高速道路を降り一般道に戻りましたが、すぐに事件が発生しました。何があったかというと、スピード違反です。高速道路では捕まらなかったのに、一般道に降りたら逃れられませんでした。
北海道の国道は多くの区間で真っ直ぐで広いですが、特に郊外では制限速度が50km/hと不合理に設定されています。こんなに走りやすい道路でどうやってアクセルを抑えられるでしょうか?簡単にスピードオーバーしてしまいます。
三笠ICから富良野へ向かう途中、三笠市と芦別市を通ります。主に山道ですが、景色はとても美しく、特に三笠市にある桂沢湖が印象的でした。
452号国道沿いにある三段滝は、三笠から富良野へ向かう途中の観光スポットです

三段滝は日本にある他の多くの滝と同じく、小規模な滝です。

正午12時半、ついに富良野に到着しました。これは富良野駅前にあるシンボリックな人形です。

富良野駅で写真を撮った後、近くにあるこの「池田屋」で昼食をとりました。

池田屋のメニューにはあまり選択肢がなく、この寿司セットを注文しました。1000円強です。

寿司でお腹を満たした後、富良野での観光を開始しました。富良野市自体には特に見どころがないので、最初に向かったのは中富良野の彩香の里です。彩香の里に着いた時、最初は場所を間違えたかと思いました。というのも、場内には誰一人としておらず、観光客はもちろん、スタッフさえいなかったからです。(注:彩香の里は現在閉鎖されているようです)
ここが彩香の里です。上の数列以外は、ラベンダーや他の花々はすでに刈り取られていました。

しかし、上の数列の花畑だけを撮影しても、なかなか良い感じです。

別の角度から、ヒマワリも一部残っています。

彩香の里を貸し切り状態で見学した後、次の観光スポットである北星山町営ラベンダー園に向かいました。今回は少しマシで、私たちの他に4人の観光客がいました。
ここは本来なら丘全体が花畑なのですが、私たちが訪れた時は既に花期が過ぎており、前の数列の花しか残っていませんでした。

大部分の花が刈り取られていましたが、この角度から撮影すると意外と良い感じで、広大な花畑があるように見えます。

前方の山々は十勝岳だと思います

夏休みの花シーズンが過ぎると、富良野のほとんどの観光スポットは観光客がほとんどいなくなります。唯一人気があるのはファーム富田で、旅行会社と提携しているのか、花シーズンでなくても次々とツアーバスが到着します。ファーム富田は富良野の主要な観光スポットで、その後富良野に3回訪れた際も毎回ここに来ました。
ファーム富田 Farm Tomita

花シーズンが過ぎたファーム富田も、この花畑しか残っていませんでした

別の角度から撮影

ラベンダーソフトクリーム

ファーム富田のもう一つの見どころは温室のラベンダーですが、スペースはそれほど広くありません。

農場内には他にもいくつかの花があり、手前の建物が温室です。

ファーム富田の隣にはメロン専門店があり、店内で食べられます。ファーム富田を訪れる観光客は必ずここでメロンを食べます。

中富良野町から上富良野町にかけての375号国道沿いにあるこのメロンソフトクリームのお店は、ファーム富田の近くではなく、車で通りかかった時に見つけました。以前ガイドブックで紹介されているのを見たことがあったので、立ち寄って試してみましたが、味は普通でした。

メロンソフトクリームを食べ終わった後、上富良野町に向かい、目的地は日の出公園です。
展望台から見た日の出公園の全景。残念ながらここの花々はすでに刈り取られており、そうでなければきっと美しかったでしょう。

日の出公園内の鐘

次の目的地は上富良野町のフラワーランド。ここの花畑はまだきれいに残っており、他の場所のように撤去されていないため、観光客も多い。

フラワーランドの展望台

フラワーランドの観光トラクター

フラワーランドを観光した後、まだ4時半だったが、太陽はすでに沈みかけていたので、今夜宿泊する民宿「ウッディライフ」に向かうことにした。
ウッディライフの道路沿いの看板

富良野や美瑛を訪れる多くの人が民宿に泊まるが、私たちも今回美瑛の民宿に泊まることにした。実は民宿は決して安くなく、温泉旅館と同程度の料金になることもある。小規模なため、料金を高く設定しないと採算が取れないからだろう。
今回泊まったのは「ウッディライフ」という民宿で、ネットで多くの人に薦められていた。最終的にウッディライフを選んだ主な理由は、独立した浴室があったからだ。
ネットではウッディライフについて多くの紹介があったが、その立地や周辺環境について明確に説明しているものはなかった。そのため、私たちは大通りから離れた田舎の静かな場所にあると思っていたが、実際に行ってみると想像とは全く違っていた。
ウッディライフは237号国道のすぐそばにあり、上富良野から美瑛方向に向かうと、深山峠休憩所を過ぎた右手に見える。立地的には、ウッディライフは場所がわかりやすいという利点があるが、大通りに近すぎるため、あまり安心感がなく、最大の問題は夜中に車が通ると非常に騒がしいことだ。
シーズンオフだったため、その夜の宿泊客は私たち2人だけで、他に数人の日本人がいたが、宿泊客か民宿のオーナーの友人かはわからなかった。私たちはコテージを予約しており、彼らのウェブサイトでは「1階建て」と呼ばれている。他の宿泊客がいなかったため、好きな部屋を選ぶことができた。
コテージの外観。全部で2棟あり、形は同じだが、1棟はダブルベッド、もう1棟はシングルベッド2台だった。

コテージの内部。非常に狭い。

事前にネットでウッディライフには何も備え付けがないと聞いていた。ボディソープ、シャンプー、歯磨き粉、歯ブラシなどすべて自分で持参する必要があるとのことだったが、実際に行ってみると半分正しかった。トイレにはボディソープとシャンプーがあったが、歯磨き粉、歯ブラシ、タオルは自分で持って行く必要があった。
ウッディライフの宿泊料金は1人6,000円で、私たちはメール(woodylif@d9.dion.ne.jp)で予約した(注:現在は楽天トラベルから予約可能)。予約時に夕食と翌朝の朝食をリクエストし、別途料金がかかった。朝食は1人1,000円、夕食は1,500円。当初夕食を追加したのは、夜に食事場所が見つからないかもしれないと思ったからだが、実際に食べてみると、ウッディライフの夕食の黒カレーは絶対におすすめで、非常に美味しかった。
部屋で少し休んだ後、6時半になり、食事の時間になった。
こちらがウッディライフのダイニングルーム。

ダイニングルームの別の角度

最初に出てきたのは卵スープで、とても美味しかった。

メインディシュ – 黒カレー。超美味しく、食べないと損。

食後のデザート……富良野メロン

ダイニングルームの各テーブルには、宿泊客が感想を書くノートが置いてあった。この宿泊客が何を書いたかはわからないが、絵を見ると黒カレーを褒めているようだ。

連日のハードスケジュールで少し疲れを感じていた。また、富良野周辺の道路には街灯がなく、道幅も狭いため、夜に車で出かけるのは危険に思えた。そのため、夕食後は部屋に戻ってシャワーを浴び、早めに寝て体力を回復させることにした。
以下は翌日に撮影したウッディライフの写真。
コテージから見た景色。看板のすぐ横が道路で、距離は約50メートルしかない。

ウッディライフのダイニングルームへの入口

ウッディライフのダイニングルームの入口

ウッディライフの隣には「貝の館」という超ミニプライベート美術館がある。

ウッディライフの裏には、民宿オーナーの浜本さんのラベンダー畑があるが、残念ながらすでに収穫済みだった。

—6日目の行程終了—
Day 7:四季彩の丘、パッチワークの路、パノラマロードを観光
北海道夏のドライブ旅行7日目、10月2日、午前は晴れ、午後と夜は雨、気温12~20度
行程:美瑛 _ 旭川 _ 札幌
夜中に時折車の音が聞こえたが、連日の旅の疲れで睡眠には影響しなかった。一晩しっかり眠ったので、今朝は完全に元気を取り戻していた。
昨夜の夕食後、今朝8時に朝食をとる約束をしており、ダイニングルームに行くと浜本さんがすでに朝食を準備してくれていた。



ダイニングルームには私たちの他に、浜本さんの友人である大野さんという方がいた。朝食後、浜本さんが大野さんを紹介してくれた。彼は画家で、普通の画家ではなく、両腕が義手だった。義手でも素晴らしい絵を描けることに本当に感心した。大野さんは即興で私たちの似顔絵を描いて記念にプレゼントしてくれた。その絵は今でも家に飾ってある。
出発前に大野さんと浜本さん夫婦と記念写真を撮り、ウッディライフを後にして今日の行程を開始した。
今日は最終日のドライブで、主に美瑛を観光し、旭川経由で札幌に戻る予定だ。

美瑛の主な特徴は、丘陵地帯であるため、地域の田園風景が起伏に富み、視覚的に美しいことだ。ガイドブックでは一般に美瑛の景観エリアを「パッチワークの路」と「パノラマロード」に分けている。「パッチワークの路」は深山峠から美瑛駅までの地域にあるため、ウッディライフを出た後、まず「パッチワークの路」の各スポットを観光した。
ウッディライフを出発し、美馬牛駅を通過した後、最初に到着したのは美馬牛小学校だったが、入り口が見つからず、特に特徴も感じられなかったので、通り過ぎるだけにし、今日最初の下車観光スポットである四季彩の丘に向かった。
四季彩の丘の正面入口

四季彩の丘のマスコットキャラクター

四季彩の丘の景色


パッチワークの路の田園風景。畑の作物はすでに収穫されていたため、パッチワークのような感じはしなかった。




四季彩の丘を離れ、次の観光スポットは千代田の丘で、実際には丘の上に建てられたあずまやだった。

千代田の丘から三愛の丘に向かう途中、道端に大きなひまわり畑を発見した。


三愛の丘。これも小さな丘だった。

三愛の丘を離れた後、基本的に「パッチワークの路」は終了し、その後は美瑛駅に向かった。
美瑛に入るには2つの特徴的な橋があり、上の橋は緑橋、下の橋は赤橋。


美瑛の街は静かでのんびりとした雰囲気が感じられます

ここが美瑛駅で、とても小さな場所です。

美瑛駅の北側にはもう一つの景観ルート「パノラマロード」があります。
美瑛、特に「パノラマロード」沿いの多くの観光スポットは、丘や路傍の名木(つまり1本の木)に過ぎないため、電話番号がなく、Map Codeでしかナビゲーションできません。残念ながら私たちが借りた車のGPSにはMap Codeを入力する機能がなかったため、「パノラマロード」で何度も往復することになりました。
道端には時々看板がありますが、看板がある場所とない場所がまばらで、ある交差点には看板があっても、次の交差点にはまた看板がないという状況でした。しばらく調べていると、車のナビゲーションマップに名木の位置が表示されていることに気づきましたが、最大までズームしないと見えないため、地図上の位置をタップして目的地を設定する必要がありました。残念ながらこの機能に気づいたときには、ほぼすべての行きたいスポットを回った後でした。
「パノラマロード」の最初の観光スポットは、国道237号線沿いにある「亜斗夢の丘」です。



「ケンとメリーの木」。場所がわからない場合は、近くのお店の電話番号を入力できます。

北西の丘展望公園



親子の木……


上の2枚の写真を見て、多くの人が間違っていると思うかもしれません。この枯れかけているような3本の木が名木なのか?はい、本当にそうです!私自身も最初は信じられなかったので、2回行きました。1回目はGPSを見ず(Map Code機能がなかったため)、行ってみて違うと思い、そのまま去りました。後で地図に「親子の木」という名前が表示されていることに気づき、地図をタップしてGPSに案内させましたが、結局ここに到着し、地図を見ると確かに私たちは親子の木の位置にいました。
他の名木……


あまりにも期待が大きすぎたのか、富良野と美瑛の風景には少しがっかりしました。
昼過ぎから空が暗くなり始めたので、12時頃に美瑛を出発し、旭川経由で道央自動車道を使って札幌に戻りました。
美瑛から旭川まではそれほど遠くなく、約20分のドライブです。まず旭川駅に立ち寄り、昼食を食べました。
旭川駅で味がいまいちの旭川ラーメンを食べました

食事を終え、出発しました。
道央自動車道旭川鷹栖入口

高速道路に乗ってすぐに雨が降り始め、どんどん激しくなりました。土砂降りの雨の中、速度を落とさざるを得ませんでしたが、平均80~90km/hで走行しました。旭川から札幌まで高速道路を使うと本当に早く、こんな大雨の中でも2時間ほどで到着しました。
雨の中の高速道路

レンタカーの返却時間までに札幌近郊の羊ヶ丘に行く予定でしたが、雨が激しすぎたため、この行程をキャンセルし、今夜宿泊するクロスホテルに先にチェックインすることにしました。
札幌のクロスホテルは大阪に次ぐ日本で2軒目の支店です。大阪クロスホテルに宿泊した印象が良かったので、今回の札幌最後の2泊はクロスホテルを選びました。札幌クロスホテルは、以前小樽で宿泊した天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUMと同様に、屋上に屋内大浴場があります。
クロスホテルの正面、反対側が駐車場入口です。クロスホテルは1階にロビー入口がなく、ロビーは2階にあります。

クロスホテル正面の大通り

ホテルでチェックインした後、まずレンタカーを返却しました。雨がまだ止んでいなかったので、返却後は狸小路でショッピングをすることにしました。狸小路は地下鉄すすきの駅と大通駅の間にある屋根付きの歩行者天国で、札幌駅から2駅です。しかし、大阪や東京と比べると、ここには特に見るべきものはありませんでしたが、その後札幌に行くたびに狸小路を訪れています。



大雨で行く場所もなく、食事をすることにしました。最後に偶然にもとても美味しい日本料理店を見つけました。「北海道前浜料理」という店で、この店の海鮮は枝幸港という漁港から直接仕入れており、とても新鮮でした。残念ながら現在は閉店しています。

サザエの刺身とホッキ貝の刺身、とても甘くて美味しかったです。食べ終わってもう1皿注文しました。

寿司もとても美味しかった……

焼き蟹の脚ですが、刺身ほど美味しくはありませんでした。

北海道前浜料理ではちょうど開店記念キャンペーンを行っており、抽選で自家製ミルクソフトキャンディーが当たるようになっていました。私たちは1セット当たりましたが、対応してくれた中国人留学生の店員さんが2セットくれました。1セットに5粒入っています。ミルクソフトキャンディーはとても美味しかったですが、冷蔵庫で保管する必要があり、冷蔵庫から出した後はすぐに溶けてしまいます。
食事を終えて外に出ると、まだ雨が降っていたので、ホテルに戻って休むことにしました。
すすきのの夜景……

—7日目の行程終了—
Day 8:二条市場、サッポロファクトリー、北海道庁を観光
北海道フリープラン8日目、10月3日、晴れ、気温12~20度
行程:札幌
今日の行程は札幌市内観光が中心で、主に二条市場、サッポロファクトリー、北海道庁などに行きました。
今日最初に行った場所は二条市場です。二条市場は狸小路1丁目の端にあり、ホテルから歩いて大通公園を通り、狸小路に入ってずっと進むと到着します。ゆっくり歩いて約30分かかります。
時計台を通り過ぎ……

大通公園を通り過ぎ……

狸小路1丁目の端、向かいが二条市場です。

函館朝市と比べると、二条市場は本当に小さく、特に見るべきものはありませんでした。



市場に来たので、また刺身丼を朝食に食べることにしました。市場の中に入ると、この旅行ガイドで紹介されていた「茶屋」を見つけました。

それぞれ2種類の丼を注文しました、美味しかった…


二条市場を出た後、地図を見ながらサッポロファクトリーまで歩いて行きました。ほぼ30分かかりました。



ショッピングが好きではない人にとって、サッポロファクトリーは特に見どころがないので、私たちは少しだけ滞在してすぐに出発しました。サッポロファクトリーの正面入口には循環バスが停まるので、バスでホテルに戻り、少し休憩することにしました。


休憩した後、次の観光スポットは北海道庁へ。ホテルから歩いて10分ほどの距離でした。



北海道庁を見学した後、そろそろ昼食の時間。今回は札幌ラーメン共和国でラーメンを食べることにしました。
北海道駅を通り過ぎて


札幌ラーメン共和国


最終的にこの「梅光軒旭川ラーメン」を選びました



昼食後、午後は主に狸小路でお土産を購入しました。


今回の旅で札幌最後の夕食は、北海道で人気の回転寿司「根室花まる」にしました。札幌駅ステラプレイス・センター6階にあるお店で、寿司のネタはとても新鮮で美味しかったですが、大変混んでいて45分以上待ちました。

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—8日目の行程終了—
Day 9:旅の終わり、帰宅
北海道自由行9日目、10月4日、晴れ、気温12~20度
行程:札幌 _ 自宅
ついに今回の旅も最終日を迎えました。今日の主な行程は…飛行機に乗ることです。
—9日間の全行程終了—